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「魔法少女リリカルなのはStrikerS 24話」は売り切りマンガモードでダメダメ\(^o^)/

「魔法少女リリカルなのはStrikerS 24話」は売り切りマンガモードでダメダメ\(^o^)/


今回の記事には魔法少女リリカルなのはStrikerS24話ネタバレが含まれてるから続きから見れるようにしたよ。
魔法少女リリカルなのはStrikerSは初期からいろいろ問題点があった。
キャラの多さしかり、設定の多さしかり、作画の問題しかり、だ。
それぞれの問題があったものの今までは、まぁ、まだ見れる感じだった。
だがここにきてシワ寄せの全てが一気に表出したような気がする。



まず、キャロ&エリオとルーテシアの戦いだ。
互いの設定の整理として


ルーテシアの目的:母子一緒に実験素体になる、母親がカプセルの中に、助けたくてジェイル・スカリエッティに従う=一人ぼっち
キャロ&エリオ:二人も自分の力の大きさから恐れられたり親と引き離される。けど、フェイトに引き取られ中もできる。今はルーテシアをとめようとしてる。


設定を考えればキャロ&エリオの過去はルーテシアと違いがないといえる。
実際に自分たちがルーテシアと似ていることをエリオが回想とともに語っている。
自分の能力で人から拒絶され保護者を失い独りになる。
ルーテシアと違うのはフェイトが二人を助けたことだ。


これはA's終盤によく似ている。
A's終盤ではやてはヴィータ以下四人を消されその悲しみから(四人の蒐集で書が完成したのだろうが)闇の書を解放させ同化する。それをなのはたちが止めようとするのだ。
もともと孤独だったはやてがヴィータたち守護騎士という心のよりどころを手に入れ、今度はそれを失い悲しみに沈む。

だが、A'sと違いいまいち盛り上がらない。
なぜか?
簡単だ。A'sでははやてと守護騎士との関係が連綿とかかれていた。
はやてと守護騎士の仲のよさ、必死にはやてのために蒐集する姿、管理局との戦い、その中での会話、ひとつひとつの場面で長い時間を掛け描かれている。
しかし、SSでは回想がほとんどいれられていない。少ない会話でそういう設定だと分かる程度だ。キャラたちへの過去に関しての感情移入がないために感動も印象も非常に薄い。


でもって戦闘もひどいことになっている。
まず序盤で登場したガリューが最終的に訳分からないうちにエリオに敗北する。スターズ&ライトニング相手に翻弄していたスピードとかパワーはどこに行ったのかと。しかも腕引き裂いて武器出して血の涙出して、本気モードにも関わらずだ。
登場した巨大召喚獣の戦闘もちょっと組みあい、光線あてて爆発して終わりだ。まったく盛り上がりに欠ける内容。
しかも作画がひどいために見るにたえない状況になっている。


フェイトとジェイル・スカリエッティのほうを見てみよう。
まず「フェイトがキャロ&エリオの世話をしているのは自分のナンバーズと同じように自由に動かせる手足が欲しい、そして動かしている」とスカリエッティがフェイトに問いかける。またこのときフェイトの母親との同一性も問いかける。このためにアニメ冒頭にフェイトの無印の頃での回想が入れられている。
この辺りはまだ展開としていいとしよう。
スカリエッティの尋問もキャロ&エリオの説得でフェイトはふっきり戦いを始める。


新しい情報としてスカリエッティから「自分の記憶を持った複製がナンバーズ全員の体内にいる」という暴露がある。アニメ最後にクアットロが体内の複製に話しかけるシーンがあるから伏線なのかもしれないが終盤も終盤でそんな展開を出し消化しきれるのだろうか。ナンバーズ全員を皆殺しモードなら問題はないが、いまのところナンバーズは全員生け捕りになっている。そうなれば体内の複製をどう処理するか問題が起こる筈だ。もしや手術で複製を取り出す、とかそんな安易な終わり方をするのか?だとすれば果たしてこの設定は必要だったのだろうか。
たとえるなら、ゲームでラスボスが登場と同時に「まだ十回くらい変身できるぜ!」と言っているようだ。やたらめったらに絶望しそうな設定を登場させ、無理やり状況を悪化させているようにしか見えない。


またこのフェイトのシーンではバルディッシュ・アサルトの新しいフォームが登場する。しかし、これもまた盛り上がらない。
なぜか?
まず必要性が見えない。そして盛り上げる演出がない。
驚き役の必要性、という話を聞いたことがある。例えばドラゴンボールはメインキャラの戦いに驚き解説するキャラがかならず一人はいる。驚き役がどれだけやっていることがすごいか、語ることでキャラのすごさが分かるのだ。
しかしこんかいの新しいモードではその強さが分からない。最初の結界を切ったフォームは結局結界を切るだけだった。スカリエッティが見抜いて「魔力の消耗が早いね」というあたり確かにパワーアップ、もしくは強力な兵装なのだろうという設定なのは分かる。しかしそれだけで実感として強さが分からない。
次に登場する二刀も微妙だ。やっていることは切っているだけだし、最後には結局ザンバーフォームでしとめている。

勝負の行方はフェイトがスカリエッティをザンバーフォームの刃で殴って気絶させる、というものだ。荒っぽすぎだろーと思うがな。そもそも、電撃の刃で殴って大丈夫なのかと。ま、その前にスカリエッティが素手の左手も使ってザンバーフォームの刃をとめていたからスカリエッティの体はきっと普通じゃないのだろう、そうしておく。


ルーテシア、スバルの母親。
レジアス・ゲイズ、ゼスト、おのおのの関係も今回は語られた。
流れとしては、まぁ、伏線のまとめた消化という感じだ。
過去、レジアスは自分の働く場所で事件が起こっていた。人手不足、戦力不足、ということらしい。そこでレジアスは力を蓄えようとする。レジアスとスカリエッティの会話がある辺り、二人はもともと手を組んでいたらしい。ゼストはルーテシア&スバル母親とともにこの研究所の一つを襲撃し、そしてゼスト&ルーテシア親子は素体としてつれていかれる。

結局レジアスはいきなりナンバーズの一人に殺される。レジアスの補佐をしていたオーリスがそのとき「父さん!」といきなり設定作ってるが無視しておく。

でもってレジアスを殺したナンバーズは即座に、戦闘シーンもなくゼストに殺される。ナンバーズて強いはずだろとか、ゼストは死に掛けみたいな展開だったじゃん、とかいろいろ無視だな。いいのかそれで。


結局大量にキャラだしておいて尺が足らなくなっている。それが現状だろう。
強いはずの敵が一気に弱体化している。
本格的なしごきを受けスターズ&ライトニングは強くなった。が、それでルーテシアや複数のナンバーズとまともに戦えるのはおかしいだろう。実際、その強さをアニメの中で登場させている。
レリックを取り合ったストライカーズとガリューの地下での戦い。
本局への襲撃、ヴィヴィオ強奪。
ナンバーズ初登場時の襲撃、レリック強奪。
なのにナンバーズはスターズ&ライトニングに敗北する。ルーテシアはよくわからないままに力押しで負けてるし、ティアナは三人相手に勝利している。
仮にナンバーズに勝てるだけの力をスターズ&ライトニングが手に入れていたとしても、散々ナンバーズの強さをアピールされてきたのは事実だ。なのにナンバーズをあっけなく倒してしまっていて面白みがない。


あ、あと気になったのは指揮官クラスがあっけなくつかまっていること。戦闘において指揮官は最重要人物だ。指揮するものがいなければ部隊はがたがたになるしかない。見る限り映像を流す画面が浮かんでいるのだからいろんなところからの映像をチェックしているのだろう。あちらこちらで戦闘を行っているのだから当然なのだが、そうなればナンバーズたちにとって外部の情報を知り知らせ、指示する大事な存在だ。なのに、守護者らしきものもまったく見られない。いたのかもしれないがアニメの中には登場しない。ただ、指揮官クラスがつかまるシーンだけだ。
「スカリエッティのもう一つの頭脳」とアコースが語り、しかもゆりかご(=自分たちの本拠地)の中にいたウーノまであっさりつかまっている。そもそもアコースの能力は戦闘向きじゃなかったはずだ。実際、偵察に行ったアコースの「無限の猟犬」はあっけなく破壊されていた。


大体なぜナンバーズはゆりかごの外に出たのかと。ドローン大量に出現させるゆりかのの能力があればスターズ&ライトニングはまずお話にならないだろう。中で侵入者を待ち伏せして迎撃するのが一番のはずだ。
ナンバーズあれだけ登場させて何もないまま終わらせるのも、と思ったのだろうか。しかし、打ち切りマンガのごとく敵を弱体化させて一気に終わらせる展開もひどいだろう。



とにかくキャラと設定をたくさん作って一つの作品に突っ込んだのにまとめきれていないのがなぁ。
全部まとめて処理しきれないのならいっそ、なのは&スターズとフェイト&ライトニングに分けて別のアニメにしてクロスオーバーさせてもいいくらいだろう。
その場合、小説にしたほうが分かりやすいかもしれない。
それなら作画のひどさも関係ないしNE!

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