裏SENTENラボ
ゲーム、マンガ、および、ニュース関のtwitterで流した情報をまとめて記事にしています。twitterが面倒な方は、こちらからどうぞ。 桜戯 @sakuragi_007
大槍葦人自選画集 LITTLE WORLD
「大槍葦人自選画集 LITTLE WORLD」
『北へ。』『白詰草話』『Quartett!』の原画、て言い方でいいのかな。イラストを担当なさった大槍葦人氏の画集。実際は少し前に発売済みだったけど、そろそろ書きたい書きたい思いながら放置してたらいつまでたっても終わらないので書くのだ。
「美しき少女のライン美と生々しい肉体美」
画集の中に裸同然のものがいくつかあるから分かるのだが、この人の絵は非常に体のラインを綺麗描いているのが第一に気付いた点だ。しかも、ものすごく細身であることが大槍氏の絵の特徴だ。知識不足で他にもこういう書き方をしている絵師の人もいるかもしれないが、私の記憶の中ではこの人がもっとも、細く、綺麗に人の体をかける人だと思う。この点における描写のポイントは複数ある。
まず一つ目は、手足、体の凹凸を肉のつき具合をリアルに線で綺麗に一つ一つ丹念に描かれていること。自分を見れば分かるが、人の体はあちこちに凹凸がある。筋肉、脂肪、骨格、様々な要素が絡み合い、人の形の輪郭を構成している。大槍氏の絵は、その輪郭線を非常に丁寧に描いている。目で見てそのことがはっきり分かるほどだ。ただ、これは私が単純にこの書き分けができてなくて羨ましがっていたり、他にも体の輪郭が上手い人はいくらでもいるだろう。そこで次のグラデーションの話が時関係してくる。
二つ目が色の付け方、濃淡にある。大槍氏は肌の色を基準に濃淡をつけているように見える。実際に意識している描き方は違うだろうけど、見て分かる色合いはそこが基本の色だと思う。そこから光を浴びた部分は白に近づけ、逆に影ができる部分は濃い色に変える。ただし、影を作るときに黒一色で作ることはない。あくまで基本の肌の色を濃くした色が影の部分に選ばれている。そうした描き方をすることで、光が当たる部分から影のある部分への明確なグラデーションが完成する。
さらにこのグラデーションの完成度は二つの効果を生み出す。
一つは、あばら骨や脇の部分につけた影の完成度の高さ、効果で少女がより細身に見えることだ。やせた人のあばら骨が浮くが、まさにあれである。ただ、がりがりにやせているわけではなく、軽く浮いているのが分かる程度だけど。それによって描かれている少女が『やせて細身の少女だ』という印象が具体的な要素として目に入る。
二つ目は、明確なグラデーションにより立体感が生まれ、質感がリアルになることだ。西洋美術でまるで写真のように見事な絵がある。見るだけで感触が分かりそうな(そのためには絵に描かれたものの感触を知っていることが前提だけど)ほどにリアルなものがある。あれほどリアルではないが現実的な質感を帯びることで『細い体つき』という感触がより明確に見る側は感じることができる。さっきの『体の輪郭を描く細身の線』がグラデーションの力を得て、より一層『細身の肉体』に見えるのだ。
次は肉体美に対する考察をしてみよう。リアルな肉体的な質感、前述のリアルな質感を感じるグラデーション効果と効果が被るところがある。
やっぱり一番肉体美に貢献しているのは実際の色付けだ。肌の色合いに近い色を使い綺麗に描いている。グラデーションと共通の部分にまとめてもいいかもしれない。もともとグラデーションが見事だから、綺麗に見えるのは当たり前だ。ただ、単純な肌の色合いだけでなく、頬の赤みが入ると一段と『生きて、体温を持った人間の肉体』という印象が強くなる。
最後に個人的な感想いくつか。
まず、自分の嗜好だけどほんの数枚しかない乳首絵がエロくて大好き。あの部分の赤と、形が、エロティックでもー、いいねー。エロいよー、でもってかわいいよー。
それと個人的な希望として、和風なキャラが欲しかったね。描かれている絵は、だいたいが、フリルつきの下着とか、服とか、ワンピース。それに中世にありそうな豪奢なドレスに、厚手の冬服。でもって水着とか。
胸に関しては、まあ、特に希望はない。そもそも、少女だらけだから胸がなくても違和感ないし。むしろ、少女でまな板、それが「いい」んじゃないか。でも、たまーに入っている小さな手の平に収まるほどの胸がまたエロいんだよな!綺麗に輪郭が描かれていて、はっきり形と色合いが分かるから、ね。
大槍氏が代表を勤めるLittlewitch公式サイト
「Littlewitch official web site」
買って放置してたリトルウィッチロマネスクも久々にやるかなー。
画集パワーで少しやる気になったよ。
幼稚園が着てるっぽい服がかあいいよね。
「少女魔法学リトルウィッチロマネスク」
『北へ。』『白詰草話』『Quartett!』の原画、て言い方でいいのかな。イラストを担当なさった大槍葦人氏の画集。実際は少し前に発売済みだったけど、そろそろ書きたい書きたい思いながら放置してたらいつまでたっても終わらないので書くのだ。
「美しき少女のライン美と生々しい肉体美」
画集の中に裸同然のものがいくつかあるから分かるのだが、この人の絵は非常に体のラインを綺麗描いているのが第一に気付いた点だ。しかも、ものすごく細身であることが大槍氏の絵の特徴だ。知識不足で他にもこういう書き方をしている絵師の人もいるかもしれないが、私の記憶の中ではこの人がもっとも、細く、綺麗に人の体をかける人だと思う。この点における描写のポイントは複数ある。
まず一つ目は、手足、体の凹凸を肉のつき具合をリアルに線で綺麗に一つ一つ丹念に描かれていること。自分を見れば分かるが、人の体はあちこちに凹凸がある。筋肉、脂肪、骨格、様々な要素が絡み合い、人の形の輪郭を構成している。大槍氏の絵は、その輪郭線を非常に丁寧に描いている。目で見てそのことがはっきり分かるほどだ。ただ、これは私が単純にこの書き分けができてなくて羨ましがっていたり、他にも体の輪郭が上手い人はいくらでもいるだろう。そこで次のグラデーションの話が時関係してくる。
二つ目が色の付け方、濃淡にある。大槍氏は肌の色を基準に濃淡をつけているように見える。実際に意識している描き方は違うだろうけど、見て分かる色合いはそこが基本の色だと思う。そこから光を浴びた部分は白に近づけ、逆に影ができる部分は濃い色に変える。ただし、影を作るときに黒一色で作ることはない。あくまで基本の肌の色を濃くした色が影の部分に選ばれている。そうした描き方をすることで、光が当たる部分から影のある部分への明確なグラデーションが完成する。
さらにこのグラデーションの完成度は二つの効果を生み出す。
一つは、あばら骨や脇の部分につけた影の完成度の高さ、効果で少女がより細身に見えることだ。やせた人のあばら骨が浮くが、まさにあれである。ただ、がりがりにやせているわけではなく、軽く浮いているのが分かる程度だけど。それによって描かれている少女が『やせて細身の少女だ』という印象が具体的な要素として目に入る。
二つ目は、明確なグラデーションにより立体感が生まれ、質感がリアルになることだ。西洋美術でまるで写真のように見事な絵がある。見るだけで感触が分かりそうな(そのためには絵に描かれたものの感触を知っていることが前提だけど)ほどにリアルなものがある。あれほどリアルではないが現実的な質感を帯びることで『細い体つき』という感触がより明確に見る側は感じることができる。さっきの『体の輪郭を描く細身の線』がグラデーションの力を得て、より一層『細身の肉体』に見えるのだ。
次は肉体美に対する考察をしてみよう。リアルな肉体的な質感、前述のリアルな質感を感じるグラデーション効果と効果が被るところがある。
やっぱり一番肉体美に貢献しているのは実際の色付けだ。肌の色合いに近い色を使い綺麗に描いている。グラデーションと共通の部分にまとめてもいいかもしれない。もともとグラデーションが見事だから、綺麗に見えるのは当たり前だ。ただ、単純な肌の色合いだけでなく、頬の赤みが入ると一段と『生きて、体温を持った人間の肉体』という印象が強くなる。
最後に個人的な感想いくつか。
まず、自分の嗜好だけどほんの数枚しかない乳首絵がエロくて大好き。あの部分の赤と、形が、エロティックでもー、いいねー。エロいよー、でもってかわいいよー。
それと個人的な希望として、和風なキャラが欲しかったね。描かれている絵は、だいたいが、フリルつきの下着とか、服とか、ワンピース。それに中世にありそうな豪奢なドレスに、厚手の冬服。でもって水着とか。
胸に関しては、まあ、特に希望はない。そもそも、少女だらけだから胸がなくても違和感ないし。むしろ、少女でまな板、それが「いい」んじゃないか。でも、たまーに入っている小さな手の平に収まるほどの胸がまたエロいんだよな!綺麗に輪郭が描かれていて、はっきり形と色合いが分かるから、ね。
大槍氏が代表を勤めるLittlewitch公式サイト
「Littlewitch official web site」
買って放置してたリトルウィッチロマネスクも久々にやるかなー。
画集パワーで少しやる気になったよ。
幼稚園が着てるっぽい服がかあいいよね。
「少女魔法学リトルウィッチロマネスク」
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