裏SENTENラボ
ゲーム、マンガ、および、ニュース関のtwitterで流した情報をまとめて記事にしています。twitterが面倒な方は、こちらからどうぞ。 桜戯 @sakuragi_007
書籍紹介「“毒”から身を守るための30の知恵―救命救急医、中毒と闘う」

食中毒、大量摂取による中毒症状、災害、テロリスト。
毒物事件は今も昔も珍しいものではない。野草やキノコ、細菌による中毒はもちろん、毒物カレーやサリン事件を通して日本ですら毒物テロにあう危機感を覚えた人は多いだろう。
この本は救命救急センターで働く著者が、実体験をまじえつつ、様々な毒の恐ろしさ、対処法を記載した書籍である。
中でも力を入れて記載されているのが、日本における対毒物、科学災害に対する備えが乏しいことだ。作者は日本の病院、消防署における設備不足に危機感を持ち、調査を進めなんとかしようと努力する姿が描かれている。危機管理意識の問題以上に、予算的に厳しいのが現実のようで。
また、ただ嘆いているだけではなく、実体験や現実的な題材をあげながら、一般読者でも実践できる、あるいは注意する必要があるであろう毒、化学物質への対処法が書かれている。前述の野草、キノコはもちろん、毒を持った生物、ダイエット食品、飲酒によるアルコール中毒、ビブリオ・バルニフィカス(いわゆる人食いバクテリア、以前の記事参考)のような日常に潜む害悪などなど。意外な話では銀杏で、ビタミンB6と似通った物質が含まれているため、本物のビタミンB6の作用を阻害するという。あまりに両者が似通っているために、『銀杏はビタミンB6が豊富である』と誤解されたこともあるらしい。食べすぎには注意しよう。
他に日常で役に立つといえば、災害時に役立つ道具についての紹介があることかな。
仮に毒、化学物質を体内に取り込んでしまったときの対処法。
大規模汚染事故が起こったときの除染(毒、化学物質を洗い流すこと)解説。
毒物では楽に死ねないという現実。
合法ドラッグは脱法ドラッグである(適当な法律がないというだけの話)。
(毒物混入などの)愉快犯に注意せよ。
事件が起こったとき、中毒を疑う姿勢と、原因らしきものを病院に持ち込もう(中毒の原因断定は処置の第一歩。検査機器が無い、摂取毒と入れ物が一致しないなどの理由から、わざわざ家に取りに戻ってもらい処置が遅れることもあるらしい)。
辺りは珍しくて興味深い。
(補足。とりあえず毒で自殺はやめようね! という話。
毒物では楽に死ねないという現実について。本書に載ってる自殺目的でパラコートを飲んだ場合、致死量を経口摂取しても即死することはない。数日掛けて身体能力が低下したのち、十日目で急激に呼吸器が衰え始める。恐ろしいのは『患者は意識がはっきりしていること』である。最終的に薬で意識を落としたそうだが、二週間後に帰らぬ人になったそうだ。死にたくて飲んだのに即死できず、けれど致死量を超えたので決して助からない。実に恐ろしい話だ)
「ゲーム」
「まずは“堅実さ”が見えたWiiの『モンスターハンター3』」
「主人公になりたくないゲーム」
ホラー系は絶対無理だな。
「ゲームが進化したなって感じた瞬間」
ゲームボーイにカラーが登場した瞬間。
「お前らスライム系で誰が一番好き?」
「マンガ、本」
「宮下と吉岡はもっとくっつくといいと思うよ。「みつどもえ第115卵生」」
ほどよく涎だらだらえろすがあるのが嬉しい。
「「森薫、始動」新創刊のfellows!(フェローズ)入荷してた」
森薫先生の新作&新創刊ということでみんな買おうね。
「その他」
「今にも押しつぶされそうな街…スペインのセテニル」
どっかから逃げ込んできたのが始まりだったのかね?
「ネタ」
「助けに来たよ!」
(・ω・` )
「今日の生物」
「これ買ってぇ!!」
「子グマが罠にかかってた、しかも吊られてた」
「インコがこんなに激しく歌い踊るものだというのを初めて知った。」
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